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第2回オフ会ツアー in 東京(中編)


とりあえず「さ。」さんは本名で呼ぶことに決まった。
そして、前のオフ会でも言われたお決まりの言葉も出た。

「思ってたのと全然違う人。」

これはもちろんオレのことだ。
そう。
前にも書いたが、現実のオレは初対面の人に対して

「オレは○○だ!」

などと断定口調で喋ったりしない。

「いや〜僕は○○だと思うんですけど・・・」

といった感じだ。
かなり腰は低い。
つまり、プロ道でのキャラとは全然違う。

そして、これにはもちろん理由がある。
一つとしてネットの中では普段自分が出せない部分を出したい、というのもある。
だが、もう一つの理由が結構重要なのだ。
オレはたまに自分でプロ道を読み返しては、自分を奮い立たせたりする。
自分が忘れかけた熱い気持ちを再確認したりしている。
そのようなときに、現実社会でバランスをとっている自分の姿はいらない。
覚悟と決意を持って挑み続ける部分だけを抽出しておきたいのだ。

だからプロ道のukkyoを想像してオレと話したらギャップを感じるだろう。
ただ、プロ道のukkyoは確実にオレの内面に存在することは忘れないで欲しい。

さてさて、オフ会は続く。
みな、自己紹介である程度他のメンバーのことは知った。
大体はプログラマやIT系の技術職に就いているようだ。
えりさんも去年希望していたWEBデザインの道に入って頑張っているらしい。
あまり詳しく個々人の情報を書きはしない。
だが、オレにとってもっともインパクトがあったジョージさんについて少し。
詳しく書いていいかどうかわからないので、まあ、一言で書くなら。

サルの研究をしている。

研究をしながらもプログラムに興味を持ち、検索でプロ道にたどり着いたそうだ。
普通に生活していたら絶対に接点のない人だ。
もちろん他のみんなともそう。
このプロ道を書き始めなかったら、一生知り合うこともなかっただろう。
オレがここに何気なく書いた一言が。

将来のサル学に影響を与えたりするのだ

無いな。
うん、それは無い、あり得ない。
話を戻そう。

オレを除くとここに集まった6人のプロドー社員達。
共通点として、プロ道を読み始めた時の精神状態が似ているようだ。
みな、転職や不安、未来に対する挑戦など。
オレがプロ道の中でぶちまけてきた思いと似たものを持っている、もしくは持っていた。
そういえばオフ会だけでなく、過去にメールをもらったのも多くが悩み相談だった。
皆、プロ道の中の言葉に自分を写して、何かを感じ取っているのか。
なんか感慨深いものがある。

オレはいつも家で一人でプロ道を更新する。
日々アクセスカウンタは多少上がっていくが、どんな人が読んでいるのか見当もつかない。
もしかしたら検索ロボットがアクセスしているだけで、誰も読んでないのかもしれない。
そんな気にもなったりする。
だけどこうやって実際に会うと確かに皆よく読んでくれているんだなぁ、と実感する。
まあ初対面の人が妙にオレのことに詳しいというのはいつも不思議な気分になるが。
今回もまた、オレ自身は半分忘れてたりすることを皆が話してくれた。
なんか記憶喪失になったオレに対して、君はこんなことをしていたんだよって教えてくれてるみたい。

さぁ、酒を飲みながら話は進む。
一応、18歳のlineさんは飲んでないことも断っておく。
そしてオレも、2杯目からはビールでなく焼酎だ。
焼酎が好きなオレにとって、JACKさんの選んでくれたこの店はヒットだった。
めちゃくちゃ種類が豊富です。
だが、オレがすぐに焼酎を飲み始めたのは、単に好きだからだけではない。
ある事情があるのだ。

そう、尿酸値。
これもまた、一部の人は当然知っていた。
つくづく変な気分だ。
痛風予備軍の判断材料となるこの数値。
オレは去年の健康診断で8.3だった。
通常7を超えると危険信号なので、オレは去年も節制した。
とにかくビールを控える。
その禁欲生活を続けてオレは3ヶ月後の再検査で7.7まで数値を下げたのだ。
そして迎えた今年の8月の健康診断。

数値は8.9

増えてんじゃねーか!
節制した意味ねぇって!
9を超えたら薬物投与、なんて噂も聞こえてきて不安倍増だし!
9ってリーチかかってますから。
あと一歩ですから。
こんな事情があり、オレは焼酎に切り替えたのだ。

すると、なんと今回のオフ会メンバーにも痛風経験者がいるとのこと。
へー誰?誰?
って・・・ジョージさん。
ドクター、あなたですか。
ついでにサルも痛風になるのか、ビールがぶ飲みさせて実験してください。

さぁ、緊張もとけてようやく話も弾んでいるさなか。
この店は出なければならない時間が近づいてきた。
人気のある店だからしょうがないね。
今日はもうお別れなのかな、せっかく会えたのに悲しいな。
そんなことを考えていたら、JACKさんの一言。

「当然朝までいきますよね?」

あ、朝まで?
オレもう30歳超えてんだけど、最後まで持つかなぁ。
まぁしかし、せっかく会えた仲間達、やってやろうじゃないの。
行こうじゃないの。
そして驚くことに、7人全員が朝までコースに付き合うというのだ。
皆、色々大丈夫?

とりあえず1次会を終えて外に出たオレ達。
だけど次も全員参加するんだから、わざわざ2次会とかいうのも変な感じだ。
オレ達は割引券の誘惑につられて変なキャッチの兄さんについていくことに。
だけどそのキャッチの兄さん、オレ達をどんどん人通りの無いところに連れて行く。
おいおい、大丈夫か?と思ってる間になんとオフィスビルの中へ。
しかして、そこにあったのは普通の居酒屋。

いいよ、どこでもいい。
7人揃ったオレ達は無敵だ。
酒を飲んで語り合うのに場所など選ばないのだよ。
と勢いづいたところで。
皆を朝までコースに引っ張り込んだJACKさん、事情がありまさかの戦線離脱!

残念だ!
もっと話したかった、本当に残念だ。
店を手配してくれたお礼もちゃんと言いたかった。
JACKさん、あんたの意思は受け継いだ。
オレ達社員は朝までコースをきっちりと完遂してみせる!

だってもう電車がないから


後編へ続く


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