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次なるステージへ

〜 プロ道ラストオフ(後編) 〜



プロ道ラストオフもいよいよ大詰めを迎えた。
そこでついに。
やはりというか、こんな話が出た。
いや、出なければいけなかったのかもしれない。


プロ道は終わってしまっていいのか?


・・・。
koukiさんは言う。

「リターンズとか言って復活すればいいんですよ!」


いや、ウルトラマンじゃないから。


でも・・・。
単複さんが言う。
hirohiroさんも言う。
プロ道を見て勇気づけられた人がいると。
プログラマとしての苦労や生活を垣間見れた人がいると。

Oさんも、後で言ってくれた。
プロ道がなければ今日のオフ会、この出会いは無かったと。
ukkyo君は無から価値を作ったんだと。

・・・・勘違いしないで欲しい。
プロ道は終わる。
少なくとも今の形式で続けることはないと決心している。
お涙ちょうだいで、オレまたやります!なんてコントは好きじゃない。

でも、形を変えても何かは続けるということも既に書いた通りだ。
その何かはプロ道とは一切無関係なものにするつもりだった。
ukkyoの名も捨てるつもりだった。

しかし、せっかくできたこの場所を。
せっかくできたこの関係を。
オレ自身、もはや失うことはできないのではないだろうか。
形は変わっても、オレはukkyoの名を捨てることはできないのではないだろうか。

オレはただのきっかけでいい。
いつかこの場所が、プログラマたちの交流の場になったら。
第2、第3のukkyoが現れたら。
そして。
オレはまた、その中で一人のプログラマとして笑っていられたら。


オフ会のメンバーに触発されるようにオレは思った。
プロ道は今まで、オレ一人だけの発信の場だった。
いつかこれが、みんなの発信の場となり、交流の場となれば素晴らしい。


それは夢だ。
それこそ、正に夢だ。
それが実現した時のことは、ぼんやりとしか想像できないが。
そのぼんやりしたイメージは、かなり心地いい。


じゃあ今、その夢に向かって何をすればいい?
はっきり言って全然わからない。
でも、触発された気持ちのまま、冷める前に行動しようと思った。
hirohiroさんがポッドキャストをやっていると聞いた。

よし、オレもやろう。

どうすればできる?
何の準備がいる?
知らない。
何も知らない。

でも大丈夫。
オレにはインターネットと


家の近所にOさんがいる


Oさんとポッドキャストをすることに決めた。
プロ道から、プログラマやIT技術者の交流の場を生みだすために。


オフ会は終わり、hirohiroさん、単複さん、koukiさんと別れを告げた。
Gさんを含め、言い表せないくらいに多くのものをもらって。
オレは何か与えることができただろうか。
もしくは、これから与えることができるのだろうか。

オレはOさんとの帰り道、今後の予定などを話した。
まず、プロ道を見てる人と対話しよう。
プロ道を見て、何を感じた?
ukkyoに何を聞きたい?
その意見をメールでも何でもいいから集めるのだと。
一方通行ではなく、皆が知りたいプロ道を、ukkyoを伝えてみようと。


駅から家に向かうタクシーの中。
別れ際、Oさんはオレに記念のワインをくれた。
ワインもそうだが

「いい影響を与えてもらったから」

というOさんの言葉に、驚くとともに感謝感激。
初めてのPodCast企画、絶対に成功させようと思ってその日は別れた。


後日、Oさんから連絡が来る。

ProdoCasting(プロドーキャスティング)について

「ProdoCasting」
Oさんが考えてくれたネーミングだ。
オレもOさんもスケジュール的には厳しい部分もある。
だけど何とか5月中に実現できれば、という話になった。


さぁ、ようやく道が見えてきたようだ。
オレが進行状況を定期更新していく形のプロ道は、多分あと1、2回で終わる。
しかし、その代わりに新しいものが生まれる。
今までより大きな何かを生み出すのかもしれない。
はたまた、生み出せずに終わるのかもしれない。

それは先の見えないイバラの道だ。
だが、プロ道を読んできた皆ならば分かっていると思う。
今のオレに不安などない。
プログラマを目指し始めたあの頃と同じ。
挑戦することを楽しみながら、ワクワクしている自分がいる。


今、これを読んでいる人。
この中にプロ道を初期からリアルタイムで読んでいた人がどれくらいいるだろう。
その人たちは、他の人たちよりももう少しだけ、プロ道を楽しんだ人たちかもしれない。
そういう人たちを羨ましいと思っている人もいるかもしれない。

じゃあオレとOさんが、もしも今から何かを成し遂げられるとしたら。
これを読んでいる貴方が、まさに最初のメンバーとなる。
数年後、皆が貴方を羨ましいと言うのかもしれない。
そんなことを考えるとワクワクしないだろうか。


今からプロ道が終わるまでに。
ukkyoに対して、プロ道に対して。
聞きたいこと、言いたいこと、提案したいこと。
何でもいいから伝えてほしい。
メールでも掲示板でもいい。
できうる限り、ProdoCastingにて生の声で答えていこうと思う。

プロ道最後のオフ会は、オレが想像すらしていなかった結果を生みだした。

続く...


今日の一言

あと少し、プロ道の方もよろしく

親愛なるプロ道読者の皆様へ
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