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帰国

〜 人生はSweets 〜



さあ、Oさんとのアルバイト開発の打ち合わせが始まる。
今日はOさんの家でPM1時に待ち合わせしているのだ。

ここで気をつけなければいけないことが2つある。
まず1つ、今日は土曜日、休日であるということ。
そしてもう1つ、Oさんも既婚者であるということだ。

オレも結婚しているから知っている。
休日、しかも真昼間にだ。
既婚者の家に行くというのは結構チャレンジングな行動なのだ。

これを読んでいる未婚者の方々。
結婚したらいつ家に友人を呼んでも嫁がもてなしてくれる。
そのような幻想を抱いていたとすれば今すぐ生ゴミに出そう。
女性には巣を守るという本能でもあるのだろうか。
家というのは多くの場合、彼女たちにとっての聖域なのである。
決して気配りを怠ってはいけない場所なのである。

間違えても騒ぎすぎてはいけない。
汚してはいけない。
これらをきっちりと肝に命じておくこと。
我々は客人でもあり、侵略者でもあるのだ。。

例え夫であったとしても。
ポン酢のふたが開いているのに気付かずにシェイクしてはいけない。
カーペットが汚れ、その後2年以上も小言を言われることになる。
そのカーペットはすでに捨てているにも関わらず、だ。

・・・少し愚痴になってしまったがそういうことだ。
今後も開発をスムーズに進めるために。
ここで良好な人間関係を築くということは大きな意味を持つ。

具体的に何をすればいいのか?
ホントならこんな人生哲学をただで伝授するなどありえないことだ。
自分でたくさん怒られて学んでいくがいい、とはき捨てるところだ。
しかし、せっかくここを訪れて読んでくれている人たちのために今日は教えよう。
答えは至ってシンプル。

「甘いもの」だ。

この威力を馬鹿にしてはいけない。
しょせん食い物?
バカな!
人間が生きるということは食い物を食い続けるということだ。
甘いものは時に不可能を可能にするほどの攻撃力を秘めているのだ。

オレはもちろん抜かりない。
シュークリームとチーズの洋菓子。
これら2大兵器を手に攻め入った。
さぁ本丸を攻め落とそうではないか。


フッフッフ。
やはりか。
やはり大歓迎か!
見ろ。
前に唐揚げ持ってきたときより心なしか厚いもてなしだ。

その日の打ち合わせは見事に円滑に進んだ。
奥さん。
これからもよろしくね。

続く...


今日の一言

みのさんかよ

年俸後悔(1)
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