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帰国

〜 年俸後悔(1) 〜



さてと。
3月一杯で2004年度も終わりを告げた。
ということである重大なイベントが近づいてきた。

契約更改だ。

プロ野球選手がよくテレビでやってるあれである。
自分の来年一年間の給料を話し合いの上で決める。
そしてサインしたらもうそれで決定。
あとは次の契約更改までその給料で仕事をする、というものだ。
どちらも折り合いがあわず交渉が決裂すればどうなるのだろう。
契約終了、すなわち退職。
ということなのだろう、やはり。

ここでオレはある悩みを持っている。
オレも徐々に外資系の企業というものがわかってきたのだ。
その中で得た情報の一つ。
どうやらオレの年俸は目が飛び出る程、高いわけではない。
外資系では十分あり得る金額みたいだ。
さらにオレは部署の中では経験的にも年齢的にもかなりの若手である。
だからもちろんのこと部署内では最低レベルの年俸のようだ。

要するに。
うまく自分の力をアピールできれば十分に上がるのだ。
全てはオレの交渉にかかっている、というわけだ。

しまった・・・・。

オレがそう思ったのは、今までの自分の行動についてだ。
オレはその辺の事情についてあまりにも無知であった。
知らないが故、年俸の決裁権を持つ本部長に

「いやぁ、ホントにこんな年俸いただけるとは思ってませんでした。」

だとか

「頑張って早く年俸に見合う実力を身に付けます!」

なんてことを酒の席で連呼していたのだ。
自分はまだ年俸分の仕事ができていない、と宣伝しているようなものだ。
完全に思惑が外れた。

オレは入社後、情報処理のネットワークの資格も取った。
TOEICでも600点取れ、と言われたところで700点取った。
どちらも本部長はとても驚いていたのだ。
これらは明らかに評価されているということだろう。
普通にいけば十分年俸アップという結果に繋がるはずだ。

くそぅ、あんなこと言わなければ・・・。

来週、年俸更改の話し合いが行われる。
弱みを握られているオレはとてもアピールしづらい。
あんなこと言っておいていまさら

「僕はもっとできてるつもりです!」

とか言えるわけないじゃないか・・・・。
何か奇策は?
逆転の一打はないものか?

考えろ・・・考えろ・・・・。

続く...


今日の一言

でも自己アピール苦手・・・

株売買の正当性を主張!
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