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起業準備

〜 忘れ去られた年俸更改 〜



忘れてた。
てっきり忘れてた。
そう、以前書いた年俸更改のこと。
現在の700万がいくらに上がるのか、それがオレの今後1年を決定する。
実は結論はもうずっと以前に出ていたのだ。
ただ、あまりにもインパクトが薄くてここに書くのを忘れてた、というわけ。

本部長にもらった通知には710万円と書かれていた。
10万円のアップだ。
上がったからいいじゃないかって考えもあるのだけど。
上がるのはみんな上がる。
その中でのオレの昇給率はどちらかと言えば低めだ。
そりゃ確かにまだ半年しか仕事してないしな。

さらにオレは部署の中でもかなりの若手にあたるし経験も少ない。
10段階評価のランク付けでは5ということらしい。
オレ以外の先輩達は6や7が多いのだけど。

そして本部長は説明を加える。

本部長:「ランクが上がるときは年俸も大幅に上がります。」

本部長:「いつ上がるかというのははっきりとは言えないですが。」

本部長:「まあ ukkyo さんはまだ若いですからね。」

これを聞いたオレの感想。


つまんねー


結局、年功序列ですか。
年功序列制度そのものはオレは否定しない。
それを求める人たちもいるのだから、そういう会社があるのはいいことだ。
だけどオレは違う。
オレが頑張ってきたのは周りと同じ速度で成長していくためではない。
自分が納得できる人生に一刻も早く追いつくためだ。
そして現在のオレはまだまだはるか遠くにその目標を感じている。

この会社で得られることもたくさんあろう。
そして今はそれをできる限り吸収するのが最善の策だと思う。
その過程を楽しんでもいる。
だが、やはりこのままここにい続けるというのも性に合わん。
ここにいればきっと毎年収入も上がるのだろう。
年収1000万なんてのもそう遠くない未来なのかもしれない。
だけどただそれだけ。
仕事も収入も、自分がこの先どんな風になっていくのか、全て想像できる。
全ては秩序の中で起こりうる出来事なのだ。

ある程度、組織の規模が大きくなるとそこには秩序ができる。
オレがもし今よりもずっと大きな会社に転職したら。
きっとそこは今よりももっと大きな秩序で管理されているのだろう。
だけど、オレはそれを求めていない。
オレが求めるのは混沌
そこから生まれる創造
そしてそれはいずれ秩序を生み出すのかもしれんが、その過程を歩みたいのだ。

そろそろ自分が本当に進むべき道が見えてきた。
最近考えた色んなこと。
会社で受けた研修から学んだこと。
毎日の仕事を通じて感じる違和感。
それらあらゆるものが組み合わさってぼんやりと一つの答えを出そうとしている。
わからないが、そんな気がする。
今のところそれは起業という結論に至るのかもしれないが、全く違うかもしれない。
この答えを見つけるために、オレは今まで頑張ってきた気がする。

今はまだ、現在の自分の仕事に精を出すことが最善の手だと思う。
だが、そのうちオレはこの会社を去ることになるだろう。
その時ようやく、長年見失っていた自分を追いかけ始めるのだ。

続く...


今日の一言

収入下がるだろうから嫁に言いづらい・・・

安上がりな男
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