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起業準備

〜 なぜにいきなり?! 〜



なんかおもむろに、いきなり起業なんて言い出したオレ。
なぜ?
誰しもそう思うだろう。
いや、しかしこれにはわけがある。
まあいつかはやってみたいなぁ、などとはずっと思ってた。
だけど今じゃなくてもいいよなぁ。
そうも思っている。

でもいつできるんだろ?
今始めようと思っても無理だ。
アイデアもなければツテもない。
いつかきっかけがあればできるのかなぁ・・・。
なんてぼんやりと考えるばかり。
そんな時、珍しく買った週刊ダイヤモンドの記事が目に入る。

「起業すると決めてから2年待て。」

なんで?
なんで2年なの?
金を貯めるため?
いや、そういうことではなかった。
そこにはこのようなことが書いてあったのだ。

「起業しようと決めたときから物の見方が変わる。
 身の回りにあるヒントに敏感に気付くようになる。
 その貴重な経験を2年は積むべきだ。」


おぉ・・・。
オレは目からウロコが2、30枚こぼれ落ちた。

確かにそうかもしれない。
そもそもオレは最近になってようやく少しだけ起業を意識し始めた。
だからこの週刊ダイヤモンドも買ったのだ。
そして前のオレなら目にも止めないような記事に感銘を受けている。
これは起業を意識したオレが自然と変化したのだろう。

自分の気持ちが変わると周りが違って見える。
確かに人間は自分に関連のない情報というのは忘れやすくなっている。
そもそも頭に入らない。
だからオレは地理、法律、政治、税金などの社会科的なものを全く知らない。
芸能人も知らない。
映画も知らない。
ハリソンフォードってどんな人?
恐らくテレビやニュースで見たことくらいはあるのだろう。
しかし全く興味がないから全然憶えられない。
だけどもしも。
オレの友達の親父がハリソンフォードだったら違っていただろう。
テレビで初めて見た時に

「これがあいつの親父か。」

と1度で完全に記憶するだろう。
まあ友達の親父がハリソンフォードってことはないか。
それならオレの友達は何ソンフォードなんだってことになる。
言いたいことはまず関わること、興味を持つこと。
そうすれば自ずと目に留まり、記憶に深く刻まれるということ。

そう、つまりだ。
オレ達は自分というフィルターを通して世の中を見てるんだ。
ある物事に対して見えない、感じないのは自分がそういうフィルターだから。
そのフィルターが変われば当然世界は違って見えるだろう。
すなわち。

自分が変われば世界も変わる。

・・・熱いな、久しぶりだ。
フツフツと湧き上がる少年のようなチャレンジ精神。
ここしばらく忘れていた気持ちだ。

オレは決めた。
2年後、本当にできるかどうかはわからない。
もっと先になるかもしれないし、結局できないかもしれない。
それでも決めた。

とりあえず数年後を目安に起業する。
とにかくやるという決心をする。
その気持ちで日常生活を送れば恐らく色んなことに気付くだろう。
なにせ失敗すれば大きな損害をこうむるのだ。
当たり前だが他人事ではない。
どんなに小さな情報からでもビジネスのヒントを得る姿勢を持とう。
そしていつか・・・・。


・・・・・目指せプログラマ。

続く...


今日の一言

一応これで締めないと・・・

何を求める?
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