オレはなんのために起業するのか。 そんなことを考えてみる。 金か? 確かに金はあればあるほどいい。 間違いなくそれは動機の一つだろう。 そこを否定してしまっては得るものも得られないと思う。 だけど、それだけではないな。 オレは今、以前よりも収入が上がり小遣いが増えた。 その結果オレの生活にも少しの変化が起こったのだ。 1.缶ジュースを買うかどうかに迷わなくなった。 2.時間が空いたときにふと喫茶店に入る時ができた。 3.飲みに行った時にたまに(ごくたまに)おごるようになった。 これだけ。 なら莫大な金を手にしたオレは一体何をするのだろう。 ワンピースを全巻一度に買ったりする? 今でも無理すりゃできるな、それ。 どれだけ負けてもパチスロを打ち続ける? 金というか人生の無駄遣いだ。 プラズマテレビ? テレビあんまり見ないし。 なんだ?車? 免許無い。 家? 土地に縛られるのは好きじゃない。 こうやって色々考えてみると。 恐らく次の会社設立にでもつぎ込むんだろうな、と思う。 となるとオレにとっての起業の目的は金とイコールではない。 目的の一部が金であってもそれだけでは満たされないのだろう。 うん。 やっぱ創る、ということか。 オレはいつも何かを生み出していたいのだろう。 自作の曲。 自作のプログラム。 自作の会社。 自作の人間。 自作の人間ってちょっと表現がいびつだな。 もちろん育てる、という意味だけれども。 やはり究極の目標はここにいくんじゃないのか? 莫大な財産でもなく。 大きな会社でもなく。 自分の思想を受け継ぐたくさんの後継者。 正にそういう言葉があるのだ。 金を残す者は三流 仕事を残す者は二流 人を残す者は一流 いくら金を残そうが金は使ったらなくなる。 だから金を生む仕事を残す。 しかし、それではその仕事が廃れた時に金も入らなくなる。 だから仕事を創れる人を残す。 という言葉だ。 もちろん目指すだけで出来るのなら苦労はせんのだ。 とてつもなく難しいことに違いない。 だからこそ足を踏み出すのだ。 目指す場所が遥かに遠いからと、その一歩を惜しんではいけない。 遠いからこそ早く踏み出さなければいけないんだ。 オレは今30歳。 一体何歳まで生きれるのだろうか? 親戚の多くはガンで死んでいる。 いわゆるガン家系だ。 ならば母と同じ59歳まで生きれると仮定しよう。 ・・・・おいおい。 折り返し地点過ぎてんじゃねぇか!! 半分かよ! もう半分終わったのかよ! 後何日だ? 29年 X 365日 = 10585日! そんだけしかないのかよ!? うるう年考慮に入れても10592日じゃねぇか!! しかもそれだけ生きれる保障なんてどこにもないぞ。 明日死んだらどうする?なんて中学生みたいなことは言いたくないが。 でも、もし本当に明日死んだらどうする? オレの走馬灯の半分はマンガだ。 4割がパチスロと酒。 残りの一割がJava。 走馬灯が10秒あるとしてそのうち5秒はマンガかよ・・・。 ん?でも待てよ。 5秒で今まで読んだマンガ全部もう一回読み直せるのか。 それってめっちゃ楽しいひと時だな。 いやいや! いかんいかん! やっぱ踏み出すべきだ。 今だ。 今行け! とりあえず今行っとけ! 続く... 今日の一言 よくわからんけど終わり!! |