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起業準備

〜 オレがやらなけりゃ 〜



最近、時間が足りない。
こんなことをいうと「時間は作るもの」とか言われてしまう。
時間管理ができてない人がよくボヤく発言だからだ。
だけど、オレはどうなんだろ。
時間管理が得意だと思ったことはないが、苦手ではない。
そんなに色んなことする時間どうやって作ってるの?って言われたこともある。
今は単純にタスクが多い気がする。
今オレがやりたいこと、しなければいけないこと。

個人的なもの
・サーバ構築の最終作業
・Rubyの勉強
・自分のブログをRubyでプログラミング
・他にも色々Rubyで作る


社外取締役の会社関係
・新規プロジェクト推進


これらは全て突発的に発生したタスクだ。
ここに日常的なタスクが上乗せされる。
この進行状況を書いたり、新人研修を担当したり、と。

で、今何よりも重いのが社外取締役の会社での「新規プロジェクト推進」だ。
これから何度も出てくると思うから、この会社についてそろそろ呼び名を決めとこう。
I社とする(特に決めてないか・・・)。
このI社で新たに立ち上がったプロジェクト、オレがその推進者なのだ。

今までのオレなら別にしんどくなかった。
なぜなら、手を抜くからだ。
立場上、I社の仕事は打ち合わせや人事に関することなどが多い。
それはまあ仕方ないが、そう、オレにとって面白くないのだ。
面白くなければ、それ即ち手抜きのチャンス。
狙った獲物は逃がさない。
会議の半分は聞いてるフリして妄想全開。
そりゃそうだ。
オレは楽しむために生まれてきたんだから。
面白くないから辞めるとか、そんな大人げないことは別に言わない。
ただ、その分きっちりと手は抜かせてもらう。

しかし、今回の新規プロジェクトは違う。
面白い?確かに面白いといえば面白い。
しかしそれとも少し違う。
オレがやらなければいけない気がする。
なぜかオレにそんな使命感を感じさせるプロジェクトなのだ。

もともと、そのプロジェクトは新しい事業を考えようというものだった。
プロジェクトのメンバーがアイデアを出し、新しい事業を検討する。
しかし、あるときから方向性が少し変わった。
新しい事業案を、社内から集めようということになったのだ。
主役が一部のメンバーから社員全体に移った。
そして、これがオレの琴線に触れた。

とんでもなくすごいことをする奴。
そんな奴は、特に若い間は、役員とかリーダーにあまり向かないと思う。
多くの場合、一般企業の一般社員として過ごしてるのではないか。
そしてほとんどの会社は、そいつの才能を腐らせる。
腐らせといて、そのことにすら気づいていない。
小さな企業が大企業に挑むには、そういう才能を掘り起こさなければダメだ。
そしてオレは、そんな原石を掘り起こすチャンスが来たのでは、と感じた。

才能の原石たちは、どんな面白いことをやるんだろう。
それに刺激を受けて、オレがさらに面白いものにできたら・・・・。
考えるだけでオレも楽しくなってくる。
そして、オレはプロジェクトの枠をさらに広げる提案をした。
事業案だけでなく、何でも発信、発表、共有できる場を作ろう。
色んな趣味や楽しみ、アイデアが出てくる入り口を広げようということだ。

これは会社によっては敬遠するところもあるだろう。
誰もが発言できる場所など余計なトラブルの元だと考える。
もしも社員同士が険悪になったら?
もしも給料が安いとゴネだしたら?
社員の不満のはけ口になることを避けたがるのだろう。
しかし、ここでよく考えなければいけない。
不満のはけ口になるということは、不満を既に持っているのだ。
その不満を吐き出す場所がなかったら、限界まで我慢して辞めるしかない。
そうならないためには、はけ口が必要だ。
また、不満がたまり始めた時点で気付けるような意思表示の場所が必要だ。
そしてそれに対して会社がどういう態度をとるか先手を打つことができる。
本来、社員の不平不満は言ってもらわなければ困るというタイプのものなのだ。
さらにこのプロジェクトは不満のはけ口以外にも目的がある。
それは社員の自己表現の場を与えるというものだ。

オレも長らくこのプロ道を書き続けてきた。
一体どれだけの時間を費やしてきたんだろう。
利益を上げるような広告も何もない。
(ジオシティーズが勝手に入れるクソ広告はあるが)
一体、何のためにやってきたのか。
それはただただ、発信したいという一念だ。
オレがやってきたこと、考えていること、喜びや不満。
それらを発信することで、楽しんでくれる人がいればうれしい。
何よりも先に、その気持ちがあるのだ。

きっとたくさんいる。
自分の会社の中で、自分というものを表現したがっている者が。
手を上げたいのに、その場所が無くてやきもきしている者が。
そんな奴らを、オレがこのプロジェクトで救い出してやる。
そんなモーゼにも似た心境なのだ。
オレも過去に苦しんだから分かる。
自分の努力とか、夢とか、悩みとか、楽しみ。
理解してくれなんて言わない、とにかく気付いて欲しかった。
そして何かを感じて欲しかったんだ。
今回のプロジェクト。
オレは取締役としての他の職務を全て放棄してでも成し遂げたいと思う。

続く...


今日の一言

言われなくても他の職務は手を抜くんだけど。

年度末
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