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起業準備

〜 時間は買うもの 〜



週末起業はどうだろう?
サラリーマンが会社を辞めずに週末のみ起業する。
これならリスクも低い。
失敗しても何事もなかったかのように仕事を続ければいいのだ。
オレが今受注開発しているアルバイトも言ってみればこれにあたる。
だが、このアルバイトに関してはオレは大きなことを学んだ。
何かというと。

めっちゃキツイんだ、これが。

なれないVB.NETだからというのもある。
だけど仕様は作ってるうちにコロコロ変わる。
共通で使ってるフレームワークはバグ多数。
使い方も誰もわかってない。
質問してもなかなか返ってこない。
さらに、オレが引き受けた2人月分の仕事。
これってホントに2人月なの?
実際かなり作業時間取られてるんですけど。。。

しかも通常の仕事以外の時間で作業時間を捻出するというのは予想以上に疲れる。
ストレス溜まりまくりだ。
さらに契約した金額をいつもらえるのかも曖昧。
このままトンズラとかねぇだろうな・・・。
とにかく今回は失敗が多かった。

・金額・支払日などの事前交渉の甘さ
・仕事量の見積もり
・本業以外に仕事を持つ大変さの認識不足

まあしかし失敗も含めて予想通りといえば予想通りでもある。
机の上であれこれ悩んで効率のいい方法を探すよりもだ。
やってみてダメなところを直していった方が早い。
そう考えて突っ走ったのも事実だ。
だが、オレ自身わかっているつもりだったが、この機会に再認識したことがある。
それは

・自分の時間、労働力を売ることの限界

仕事量や労働時間で金をもらうということは結局自分の時間の切り売りでしかない。
1日が24時間しかないということを考えると自ずと限界が見える。
まして定職を持っているオレにとってその限界は近いわけだ。

今回の受注開発で正式なSEの仕事を初めてした。
その経験は確かに大きいが今後もこれを続けてどうなるのか。
多分ストレスの溜まる私生活と引き換えに数百万の金が残るだけだろう。
それではダメだ。

前にもここに書いたが時間は買うものだ。
時間を買うといっても色々ある。 例えばちょっとした移動にタクシーを使い移動時間を有効に使う。
もしくは十分な金があれば今の会社を辞める、というのが究極の時間を買う行為だ。
自分にしかできない仕事なら時間を売るのもいい。
プロスポーツ選手や特許レベルの研究開発ができる人の時間は高く売れるのだから。
だが、今回はそうではない。
ほとんどの業務系アプリケーションなんて開発経験のある人ならできて当たり前だ。
どれほど優れたSEやプログラマーでも他人の10倍の成果は出せない。

だから時間でなく仕組みを売らなければならないのだ。
仕組みを売ってその金で時間を買う。
そうやってできた時間で新たな仕組みを作る。
うまくこの循環に入ることができればいいのだが・・・・。
これもまた言うは易しというもの。
できるなら誰もがやってる。

しかし方向性としてはやはりここを目指さなければいけない。
開発案件を受注して自分で開発。
金に困ったら別だけど、もうこういうのは辞めとこう。

続く...


今日の一言

今日も有休つかって開発だよ・・・

一息ついて、我思う
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