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確定!続・大阪物語(第8部)

〜 ワイは一旗あげるんや! 〜



U氏との話し合いはまだ日程が決まっていない。
ということで仕事での報告でもしよう。

最近はずっと残業続きだ。
家に帰ると9時半とか10時とか。
これは結局3月中に終わらせるはずの仕事がまだ終わらなくてズルズルと延長してるからだ。
まあ確かにオレが終わらせられなかったっていうことには責任は感じてるけどさ。
この期に及んでまだ仕様が確定していないところとかあって大変なんだ。
それでも今週中に終わらせると公言してしまった。
今度こそは達成しなくては。

さて、ここで今の仕事を終わらせた後の話をしよう。
これが結構面白い方向に転がっているのだ。
オレは9月末で契約が切れたら他の会社に就職することでほぼ考えを決めていた。
しかし今の仕事での上司が新しい仕事を検討している。
それはとあるソフトウェアのセミナーである。
開発元は外資系の会社なのでそのソフトは説明書からなにから数少ない情報が全て英語。
だから日本の企業がそのソフトを買っても使い方が良く分からないのだ。
そのソフトの使い方を教えてあげられるセミナーをしたらどうかと。
そして、そのセミナーの講師をオレにやってみないか、とこういうわけだ。

これは面白そうだ。
と言ってもオレは何度も明記したようにプログラマとして高みを目指したいと思っている。
そしてまだまだ修行が必要だと感じており、寄り道などしている場合ではない。
だからセミナーの講師となると若干、というかかなり方向が違う。
ではなぜこれに魅力を感じてしまったのか?
それは意外に不純な動機。

出張にいける

オレは小さなころからゴミゴミした都会に憧れてきた。
人ごみの中で、ひときわ強く輝く自分をいつもイメージしてきた。
当初はその夢は音楽の道でかなえるはずだった。
しかし、例の没落物語落ち武者人生
ふと気がつくとほとんど関西圏から外に出たことがない。
東京、ましてや海外など一度も行ったことがない田舎者になっていた。
これはまたとないチャンスだ。

この仕事で依頼を受けるとあちこちに出張で出向く可能性がある。
しかもその交通費、移動中の給与はもちろん支給される。
ここで会社にノートPCでも借りればオレにとって移動中はまさに
給与の出る自由時間
最高ではないか、初めての出張。

これを自分のメインの仕事にしたいとは思わないが、浮気程度にこういう経験してもいいんじゃないか?
もしかしたらこれが現状を打破する大きな動きを生み出すきっかけになるかもしれないし。
と、またしても全てを都合よく考える妄想モードの真っ只中。
気分はすでに名刺交換。
出会いが人を変えるのです。

ちょっと狙ってみようじゃないか。
もちろんこの話は全てまだ決定したわけじゃない。
いくつかのハードルを乗り越えなければならないのだ。
その一つとして、オレがそのソフトの使い方を憶えなきゃならない。


って知らんのかい!


そう、知らないのだ。
これをまず憶えなきゃ始まらない。
どうしよう?
オレは考えた。
少し先までの仕事は詰まっている。
はっきりいって余裕はない。
家で勉強するか?
いや、家でやりたいことはそんなことじゃない。
もっとプログラムに近いネットワークやサーバの勉強をしたい。

よし、通勤時間か。
今まで読書にあててた通勤時間をそのソフトの勉強時間にあててみよう。
そのためにはノートPCが必須だ。
よし、これもすぐに借りよう。
大丈夫、オレのやる気は評価されるはずだ。
よし!
よし!
何でもいい、とにかくやってみよう!!!

続く...


今日の一言

疲れと眠気で正常な判断力がないのかも・・・
後でもう一度よく考えようっと




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