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続・大阪物語??(第2部)

〜 気のあうメル友 〜




社長から来たメールのタイトルはこんな感じだった。
「今後の仕事について」
オレが友達と掲示板で愚痴ってたの見ただろ。
なぁ見たんだろ?社長さんよぉ。
とでも言いたくなるようなタイトル。
ただオレの愚痴を聞いていただけあって(?)かなり良心的な内容だった。

・3月いっぱいで今の仕事は終了。
・次の仕事はもうほぼ決まっていて勤務地は京都!!
・Javaの案件で3人くらいのチームの一員となる。

なんとうれしいではないか。
オレ的にはやっとチーム開発ができるというのが何よりうれしい。
なぜなら今は運用しながら開発という作業を一人でやっている。
そうすると自分の選んだ手段が本当に一般的なのか?とか
もっと詳しい人はいいやり方を知ってるんじゃないか?など
不安を感じながら手探り状態でやっていかなければいけない。

これではあまり勉強にならないのだ。
前にも書いたがやはり勉強の大半は真似、模倣だとオレは思っている。
オリジナリティなんていうのはまずほとんどいらない。
そんなもの模倣で作られた城の上にちょこんと乗せる旗で発揮すればよい。

その点今回はしっかりとマネージャーに管理されたプロジェクトという感じがする。
向こうのマネージャーとうちの社長とのメールのやりとりの一部を見せてもらって感じた。
ただいくつか気になることがある。
Java案件とは書いてあっても具体的にどんなことをするのか書かれていないこと。
それに加えて

今回はプログラマはいりません。
SE的な仕事をしてもらいます。

というマネージャーの言葉だ。
オレはいつでもプログラマでいたい、と思っている。
だがそのプログラマというのは少し広い意味で使っているのだ。
要求された物、機能を実現するためにどうプログラミングすればよいのか。
すなわち設計と呼ばれる部分も手がけたいというのがオレの願いだ。
これはSEの領域に少し踏み入っているだろう。
だがオレが最近出会うSEはあまりこんなことをしていない。

お客様としゃべって仕事をもらって、それをこちらに放り投げる。
きっちりと仕様も確定していないからこちらは四苦八苦しながら作っている。
するとそこに時々やってきてはできたか、できたかと聞いてくる。
少し偏見が入っているかもしれないが実際こんなSEが多いみたいだ。
要するに作る、という部分にまるで踏み込まない。

それに対してオレは作りたい、という気持ちを強調するためにプログラマという言葉を使う。
だがオレの求めている仕事がそこにあるのならSEと呼ばれることに抵抗はない。
今回マネージャーの言うSEとは一体どちらを指しているのだろうか。
この辺の疑問をとくためにオレは社長にメールを返した。

・Javaの案件とは具体的に何をするか
・SEの仕事としてどのようなことを求められているのか

多分この辺の調査なんて適当にしかしてないんだろう。
そう思ったからついでに一言付け加えておいた。
こういう情報は人選や準備に不可欠であるからきっちり調べておいたほうがいい、と。
いいのかわるいのか、最近は社長に対してガンガン強気に出れるようになってしまった。

程なくして返事が返ってきた。
まず一行目にこうだ。

ご指摘の通りです。

まずい。
社長もオレの扱い方を覚えてきやがった。
メールは、きっちりと調査した後もう一度連絡するということで締めくくられていた。

まあ今回はこれでよしとしよう。
仕事内容が多少不安ではあるが地元に帰れるというのがうれしい。
今いる部署から開発要員がほとんどいなくなってしまうのが少し悪い気がするが・・。
また誰か呼ぶだろう。

3月末に向けて気持ちの整理をし始めていたオレ。
そこにやはりというか何というか。
「プログラマーへの道(イバラ)」の(イバラ)
これはまだ当分なくなりそうにないと感じる出来事があった。

少しだけ予告しておこう。

はっきりいって大ピンチだ!

続く...


今日の一言

イバラへの道(プログラマー)って感じだ



人生の岐路
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