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第2回オフ会ツアー in 大阪(後編)


まずはみんな自己紹介。
こうやって徐々に緊張を解いていくのはいつものパターンだ。
現在の仕事の話。
プロ道との出会い。
「プロ道のあの話は共感した」などと言ってもらえるのはやはりうれしいものだ。

今回の参加者は偶然にもみんな開発に携わるプログラマだ。
そして、この業界というのはやはり、数々の問題を抱えている。
プロ道でオレが書いてきたようなことは、オレの環境だけの話ではない。
みな、同じような境遇で、同じ悩みを持ち、同じ怒りを腹に溜め込んでいるのだ。
だから共感してくれたのだろう。

もともとオレにはそんなつもりはなかった。
単に自分が口に出せない思いを、良いものも悪いものも含めて文字に載せてきただけだ。
それが誰かの目に留まって楽しんでもらえれば、それで満足だった。
だが、プロ道はオレが予想もしていなかった現象を引き起こした。
オレの言葉はオレの知らないところで、同じ思いを持つ誰かの言葉と重なった。
そんな人たちにとって、プロ道がほんのひと時でも心を休められる場所になってくれたら嬉しい。

一体プロ道の中のどんな言葉が、より多くの共感を得られているのだろうか。
たまにそれを掲示板に書いてくれる人もいる。
しかし、それだけではまだまだわからないことも多い。
今までは知る術がこれしかなかったのだ。
だが、オレにはオフ会という新しい情報収集の場ができた。
実際に会って話をすることで、より多くの情報が得られるのだ。

今回のオフ会でオレはある確信に至った。
今までたまに話には出てたけど、気には留めていなかったことだ。
だが、ここまで来るともう間違いない。
プロ道の中で最も多くの反応を得ているキーワード。
多くの人が口をそろえて、そのインパクトを語るキーワード。
それは。


樫原くんだ


知らない人もいるだろう。
彼はこの長いプロ道の歴史の中で、何度か登場した程度だ。
しかし、通常は登場人物はイニシャル表記なのだが、数少ない仮名を与えられた人物の一人である。
そしてオレが彼について書いた主な情報は

早口

ということくらいだ。
たったそれだけで、彼はプロ道の半分を持っていったと言っていいかもしれない。
今回の大阪オフでも彼の話が出た。

「あんな人見たことない。」

「うちの職場に似たような人がいるんですよ。」

反応は様々だが、彼の人気が全く衰えていないことは確かなようだ。
ていうか、樫原くんのことを書いたのなんてもう2年以上も前のことだ。
その彼のことが最もインパクトに残っているなんて。

オレがこの2年で書いてきたものは何だったんだ?

全て樫原君のインパクトに消されてしまっている。
ていうか「プロ道」=「樫原くん」になってないだろうか?
まあしかし、読み手が求めるものを書くというのがオレの務めだ。
みんな待ち焦がれているのなら、また樫原君のことを書かなければいけないのかも。
だがここでもう一つの問題が。
オレが彼について書ける情報。
それって今でも

早口

ということくらいしかない。
実際彼がメインで登場した話はだいたい早口オチで締めている。
次に書くとしてもそうなるだろう。
これはいかんな。
早急に樫原くんに会わなければ。
会ってネタ集めをしなくてはならない。


はっ!
まただ。
またこのパターン。
プロ道が樫原くんに乗っ取られかけている。
オフ会レポだっつーの。
遅ればせながら参加者紹介をしよう。

(50音順)
koukiさん
30歳を超えてから未経験でプログラマに。
年齢的にはプロ道以上の悪条件。
本人曰くまだまだ駆け出しとのこと。
明るい未来へ向かって頑張って欲しい。
勧善懲悪の戦隊モノが大好き。
ちなみに仕事ではツライ思いをしている。


斬戯さん
新卒でプログラマになって数年。
履歴書に空白期間がないなど、プロ道ファミリーの中では超エリート。
様々な趣味に生きる人で、アニソンのコピーバンドをするなど、その業界では有名みたい。
他にもすんごい面白エピソードを持ってるけど・・・書けねーよ!!
ちなみに仕事ではツライ思いをしている。


Gさん
プロ道が転職のきっかけになったと言ってくれる人。
プロ道を見て悩み相談メールをくれる人は何人もいたが。
悩みが解決した後もコンタクトをとってくれたのはGさんだけ。
今はとあるパッケージ開発のリリースを目の前にとても頑張っている。
ちなみに仕事ではツライ思いをしている。


それぞれ最後につけた一文はオレの想像がかなり入っている。
だけど、やっぱりプログラマってそういう職種だと思ってしまうわけだ。
大体の人がツライ思いをしている。
その中でオレ達は小さな喜びを見つけ、日々仕事と向き合っていく。
頑張れ、プログラマ。
プログラマがクリエイターでいられる世の中を、いつか実現しようではないか。
他愛もない話をしながらも、オレはそんなことを考えずにはいられなかった。

今回の大阪オフは普通の平日に行ったため、2次会はできない。
いつもならまだまだこれから、というところで終了を迎えた。
電車の時間だ。
オレ達はまたの再開を期待しながら、別れの道につく。
koukiさんも、またオフ会するなら来ると言ってくれた。
ってあなた、石川県でしょ?(違ったっけ?)
ホントに来てね。

終電に遅れそうになってバタバタと別れたオレ達。
落ち着いてお別れを言う時間はなかったけど、きっとまた会えるだろう。
ありがとう、関西オフメンバー。
関西におけるプロ道社員はオレ達4人から始まったのだ。

そして、ツアー総動員11人。
見事目標を達成したのも関東・関西の皆の協力あってのもの。
特に関西ではGさんの集客、そして土壇場での開催日変更という機転なくしてはありえなかった。
ていうかGさんと2人になってた。
本当にありがとう。


第2回オフ会ツアー、成功裏に終了!!


そう言えば、オレは一つウソをついていたことをここで謝っておきたい。
オレのukkyoというハンドルネーム。
あれって何て読むの?と聞かれた。
うきょう?うっきょう?
けっこう多くの人が「ukkyo = うきょう」だと思っている。
右京ってイメージは確かにスマートでカッコいい。
だからオレもこう言ったさ。
何も考えてなかった、どっちでもいいよ、と。
あの時は言えなかった。
まさか

「ukkyo = ウッキョ━━(゚∀゚)━━!!!」

のイメージでつけたなんて・・・。



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