というわけで2次会の居酒屋に到着。 時間はもうすぐ12時を迎えようとしている。 明日は土曜日だというのに9時から研修だ。 こんな時間まで飲んでて大丈夫かな。 ってオレ以外の人は休みなのか。 なんか少しくやしいな。 よし、明日のことは考えずオレもいけるところまでいこう。 軽い決心と共にここからは焼酎ロックを飲み続けるオレ。 ていうか。 ビールはプリン体が多くてあまり飲めない。 そう。 オレ尿酸値が高いから。 痛風になっちゃうの、ビール飲みすぎたら。 最近、朝目覚めたときにつま先がズキッと痛むのはその兆候なのだろうか。 ホントに怖いんだけど。 さてさて。 そんなオレの心と体の悩み相談はおいといて。 宴はまだまだ続く。 初めて会ったというのによくこれだけ喋れるもんだと。 次から次へと話が尽きるヒマもなし、という感じだ。 だが・・・・・。 ここまで来るとさすがのオレも何の話をしてたのか記憶が定かで無い。 ギャンブルについて単複さんと熱く語ったりしてたな。 彼も生粋のギャンブラーみたいだ。 そうそう、そういえば。 ネット上のオレと現実のオレのキャラに少しギャップがあるという話もあった。 そう、実はそうなのだ。 現実世界のオレは。 めっちゃ腰低いのよ。 もともとは傍若無人だったけど20代前半でこの性格に突然変異した。 長くやってた客商売の影響がモロに出てるみたいだ。 特に理由もないのにすいませんとか謝っちゃったり。 それでも闘志と希望と情熱はしっかりと内に秘めてるタイプ。 プロ道ではその内面の闘志をメインに書き綴っている。 でも掲示板でのやりとりなんかは現実のオレ。 そこに少しギャップがあるみたいだ。 だから、らがぷーさんの言葉は説得力があった。 イケイケのukkyoを期待して掲示板に書き込む人もいるのではないか、と言うのだ。 うん、確かにそうだな。 その辺は今後考えていこう。 場面によってはイケイケテンション、スーパープラスなオレが掲示板に参上するかも。 ああ、やっぱり生の意見が聞ける場所ってありがたいなぁ。 自分では気付けないことを指摘してもらえる。 らがぷーさんの彼女もプロ道を知っているらしい。 一度一緒にお会いしたいものだ。 さあ、まだまだ続くぞ。 この記念すべき1日はまだまだ終わらない、終わらせたくない。 こんな感じで有頂天になったところでオレはいつも足元をすくわれる。 オレの携帯が鳴り響いたのだ。 嫁からだ。 は・・・・! 忘れてた! 12時までに嫁に電話するって約束してたんだ! 時間は? 1時前・・・・。 嫁の存在はこのプロ道でも何度か登場している。 えりさんは面白いから嫁とのやりとりをもっと書いて欲しいと言っていた。 それはオレも考えたことがあるのだ。 しかし、オレはあえてそれをやらなかった。 それは、一つには当初は硬派なプログラマサイトにしたかったから。 もう無理だけどね。 もう一つの理由は有名なコワ嫁系サイトとかぶるからだ。 そう、鬼嫁日記とか我妻との闘争とか。 うちの嫁って あれに負けず劣らずコワい! 正直さからえまへん。 電話で嫁に一通り罵られたオレはただただ平謝り。 すいません、忘れてました。 ごめんなさい。 こんな言葉を何回繰り返しただろう。 向こうから見ればオレはいつまでたってもどうしようもないダメ男なんだな。 今度、出会ったときのなれそめでも書いてみるか。 知り合った当時は向こうが24歳、オレが19歳。 5つ年上なんだよな・・・・。 そろそろお開きが近いことはその場の全員が察知した。 それじゃ行きますか。 オレはとぼとぼホテルに向かう。 らがぷーさんは朝一番に新幹線で移動らしい。 単複さんは?・・・・マンガ喫茶?! あ・・・電車無くなってんのね。 すいませんね、一方的に新橋なんて決めちゃって。 他になんにも思いつかなかったもんで。 さぁ、お別れの時が近付いてきた。 道端でキャッチしてた兄ちゃんに写真を撮ってもらうことにした。 初プロ道オフ会の記念だ。 乗せようか迷ったけど、えい。 犯罪者風 ![]() その後、2人にホテルまで送ってもらった。 ホテルの前に着いたとき、オレは握手をしてお礼を言った。 来てくれて本当にありがとう、と。 思えば不安と緊張の一日だった。 それがこんなに楽しい日になるなんて。 また会いましょう。 これを最後の言葉にオレ達は別れた。 部屋に戻って一日を振り返る。 はぁ、本当に緊張したなぁ。 だけど本当に楽しかった。 1次会の店も変な店員だったけどあれはあれでよかった。 場所がすごいわかりにくいところにあったから迷ったりもしたな。 地図持ってても迷うってどんな店だよ。 え?・・・地図? ・・・・あ。 ぐるなびクーポン出し忘れてたぁ!!! 一人当たり500円の損失!! すまん!!!m(__)m |