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第三日

〜 あなたに会いたくて 〜



はい、そう。もちろん職安。やめねえよ!
じゃ行くぜ。作戦は前に進みながら考えればいい。つり橋の上をな。

「正直、事務はまずかったな。軽い気持ちに見られてしまったって事か。
 やっぱプログラマー一本だな。」

といっても一日目の経験がある。やはり正攻法では難しいのだろう。そして・・・。

「情にうったえる・・・か。とにかく職安の人間をクリアーしなきゃな。」

今から思うと別に職安でなくとも方法はあったのかもしれんのだが、
なにぶんつり橋の上を走ってると方向転換が利きにくい。

「・・・・・・・よし。」

作戦は決まったようだ。

敵陣突入と共に検索端末には目も触れず一目散にカウンターへ。

直接交渉である。

すぐに男性が現れた。
また新たな敵だ。だが安心しちゃいけない。
こちらの情報はつつぬけなのだ。(第二日参照)



俺:「すいません。」

職:「はい。」(LOVE 0%)

俺:「昨日も一昨日もここへ来て相談したのですが、僕プログラマーになりたいんです。」

職:「はい。」(LOVE 13%)

俺:「でも経験も何もないのでダメだといわれてしまいました。僕も当然だと思います。」

職:「はい。」(LOVE 28%)

俺:「だけど僕はどうしてもプログラマーになりたいんです。」

俺:「何とか糸口を見つけたいので相談に乗っていただきたいんです。」

職:「はい。」(LOVE 48%)



きてる・・・・・きてます。もちろんオレの気持ちに嘘はない。
が、その気持ちをどのように演出して伝えるか、大事なことを学んだ気がする。
とそのとき、オレの視界に一人の男が現れ、目があったと思ったらすぐに振り返って消えていった。

(・・・・あいつは・・・間違いない、第二日の男だ。
 俺の様子を見に来やがった!あいつ俺のこと意識してやがる!!)

オレの闘争本能はすぐさまライオンモード。
全力で目の前のウサギに襲いかかるのだった。



俺:「今すぐ仕事をさせてもらえるとは思えませんので、この先のアドバイスなどいただけるような所があれば・・・」

俺:「何とかお話だけでも聞かせていただけるとありがたいのです。」

俺:「協力していただけますか?」

職:「少々お待ちください。」(LOVE 84%)

職:「こちらのような会社はどうですか?研修制度もあります。ただ3ヶ月の研修期間は収入はないのですよ・・・。」


ノープロブレム!!!


俺:「はい、是非連絡をさせてください。」

______  電話中  ________

職:「もしもし、お世話になっております・・・(中略)・・・。」

職:「はい、非常にバイタリティーあふれる方で・・・。」(LOVE 92%)

職:「そちらの条件にもピッタリだと思います。」(LOVE 104%)



職員さんありがとう。
面接が決定した。日時は・・・・・2時間後?OK、いきまっせ!



このような経緯があり、今いる会社に面接してもらうことが決まった。
その辺の話は気が向けば書いていこうかなと。
とにもかくにもこれでスタートがきれたわけだ。

第3日終了


今日の一言

名前も知らない職員さん。

    あなたに最初に会いたかった・・・




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