さて、研修生活序盤戦。 Windowsのインストールも終わって いよいよJava研修に入っていくのだ。 何で序盤戦かというと3ヶ月の研修を3つに分けて 序盤、中盤、終盤という感じでお伝えしようというつもりであるからだ。 手を抜きやがった。 こう思った人もいるだろう。 いや、でも聞いてほしい。 「独習Java」なる一冊の分厚いリファレンス本、これを渡されて。 社長:「じゃあ、これをやるように。わからないことがあったら聞いていいから。」 これだけなのである、本当に。 自主性を重んじる。 といえば聞こえはいい。 一人だと勉強できないような人間など使えない。 確かにわかる。 でもこちらとしては体系だてられたカリキュラムみたいなのを期待してたから ちょっとな〜とか思ってしまうのである。 まぁ・・・・・・オレは、やるしかないわけだ。 それ以外の道が無いのだから。 それで、始めたのだが・・・この本・・・むずい。 ある程度文法の基礎はやってきてたお陰で何とか読めるという感じ。 実は研修に行くことが決まってから、研修が始まるまでの約2週間。 その間に入門書みたいなものを3冊ほど読んでいたのだ。 その間といえば風呂でも、電車でも、体調を崩して病院にいくときも 常に本を持っていた。 まさに二の金状態(二宮金次郎)だった。 湯船の中で本を開き、電車の座席で本を開き、病院の待合室で本を開いていたのだ。 しかし、それでもなお、それでも何とかギリギリ読める程度の内容の濃さである。 はっきり言ってきつい。 不慣れな朝型の生活を強いられた人間がすぐに入り込むにはあまりにも荷が重い・・・ っていうか眠いんだ。 眠いんだよ!! 気持ちとか根性とか超越して眠いんだ! 昼飯食ったあととかオレはちゃんと本を読んでるのに突然 スコーン と意識が飛ぶんだ。 首がガクッと机すれすれに急降下だよ。 ホワイトサイクロンかよ! しかし、しかしだ。 まぁ待て。おちつけ、オレ。 ある程度の困難は予想していたはずだ。 そんじょそこらの人とは覚悟が違う。 そんなようなこと言ってたじゃないか。 な? えぇい、くそ。 やってやる、やってやるぞ! こんな本さっさと終わらせて、次に進めばいいんだ。 あの時、ホントは泣き言を言いたかったその気持ちは未だに誰にも喋っていない。 孤独なランナーは走り続ける。
たどり着いたオレにかけられた温かい言葉。 オレは 言葉にもならない言葉が、 涙にもならない涙が、あふれ出そうな気がした。 「次はこの本を読んでください。」 続く... 今日の一言 次はこの本を読んでください。 |