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ソフトウェア開発技術者(後編)


4月6日
昨日軽い飲み会をクリアした。
さて、これで残すところは勉強あるのみ。
と思ってたんだけど、仕事場の部をあげての歓送迎会が来週末あるらしい。
はぁ、また一日つぶれた。
いや、うれしいんだけどね、タダ酒は。
最近仕事も酒もプライベートも忙しくて家で勉強する時間がないのだ。
酒とプライベートを別物扱いしてるオレもどうかと思うが。

そんなわけで電車の中で過去問を解こうかとも思ったが問題集を買う金もない。
困ったオレは強攻策にでたさ。
ネット上で過去問を掲載しているサイトを見つけ、プリントアウト。
十数枚のA4用紙とボールペンを手に通勤だ。
往復で一年分は解ける。
そして家で採点、6割強。
少し成長か?
まあでも見直し、復習は明日だ。
もうしんどい。
4月8日
来週の水曜日にさらに飲み会が1つ追加されることが決定した。
痛い、これは痛い。
でも避けようのない事情があるからしょうがない。
タダ酒、だってタダ酒
生ビール無料券GET、ナイスSさん。

そんなので試験は大丈夫かって?
フッフ、今日午後2の過去問をやってみたところ(午後は1と2の2種類ある)
なんとあっさりと満点が取れてしまったのだ!!
やはりプログラマは午後に強い。
勢いに乗って午前の過去問も解いてみた。
まだ採点はしてないが・・・・半分くらいしか解けんかった・・・・(ヤバ)。
4月12日
やはり午前問題に弱い。
解けた問題は半分だけ。
残りは何とか消去法で選択肢を減らして勘で解いてる感じ。
前の基本情報も本番で9割近くとれてしまったとはいえいつもは7割くらいだったもんなぁ。
まずいな、金曜日は飲み会だし、残業しないと仕事間に合わんし。
はぁ・・・でも今日は月曜日・・・風呂でジャンプ読んで寝るか。
4月14日
え〜っと、最近忙しくて忙しくて・・・。
8日に解き始めて12日に解き終わった過去問の見直しがまだできてない。
ちょっとやばいムードが漂ってきたな。
金曜日は会社の歓送迎会で勉強できないし。
こりゃ土曜日は阿修羅のごとく勉強しなくては。
何せ落ちたら1年も待たなくちゃいけないから。
4月17日
試験前日、二日酔いでスタート。
昼を過ぎても集中できない、ていうか気持ち悪い・・・。
サラリーマンだからさぁ、部署の歓送迎会とか休むわけにいかんでしょ?
(↑どう、この言い訳?オレも立派な社会人だ。)

なんとか夕方を過ぎて徐々に集中力も出てきた。
よし、ひたすら過去問を解くぞ。
この時期ははっきりいって問題を解いて考え方を身につける時期ではない。
問題を見て、答えを憶えるのが吉!
これは前回の基本情報で得た経験だ。
こうやって取った資格になんの意味があるとか、そういうことは今度考えよう。

そんなことを考えつつようやく波に乗り始めたオレ。
そのオレに、まさかこのような試練が待っていようとは・・・!!

それは

「少林サッカー」

なんだこの映画?!
普段映画を見ないオレがあっという間に2時間を消費してしまった。
このバカさ加減、絶妙じゃないの。
ブラボー、ブラボー!
勉強時間は減ったがテンションが上がったのでよしとしよう。
明日は受かる!!
4月18日
いよいよ、試験当日である。
朝起きて何気にテレビをつけるとデカレンジャーなる戦隊モノが目に入った。
それを見てビックリ。
最近のヒーローは飛び道具使うんだ・・・・。
悪の怪人(?)に対して拳銃ガンガン弾いてます。
しまいにゃ、みんなででっかいロボットに乗って街中で暴れだす始末。
そこでもデッカイ拳銃を持っててぶっ放すぶっ放す。

昨日の少林サッカーといいオレのテンションは否応なく最高潮。
それでは、いって参ります!
4月21日
遅ればせながら結果報告。

午前試験
コンピュータの一般知識を問う問題。
マークテストで全80問。
オレの中ではこれが一番の難関だろうと思ってた。
知識がないと解けないので実務経験などがほとんど生きないからだ。
解き始めるとやはりいつもどおり見当もつかない問題がチラホラ。
そういう問題は推理という名の勘でぐりぐりとマークしていった。

試験が終わると、いろんな資格学校なんかが解答速報というのを出す。
これは出題された問題を見て各学校の講師などが問題を解いているのだろう。
しかしこれがまた学校によって答えがかなり違うのだ。
いくつかの解答例を見て平均的な部分で判断するしかない。

その平均をもとに判断すると、オレの勘は・・・・
またもや冴えていた。
いろんな経験を積むうちに単なる勘が徐々に的を得るようになったのだろうか。
午前、多分・・・・クリアじゃねえの????

午後1試験
実務に即した設計・開発の能力が問われる問題。
オークションサイトを構築するときのデータベース設計などが出た。
この午後1は結構ボリュームのある問題6問を2時間で解かなければならない。
それぞれの問題がそこそこ難しいのもあるが何より時間が足りない。
決められた時間内にいかにミスを少なくするか。
こういう問題は心構えが大事である。
試験を始める時点で集中力を最高潮に上げておく。
そして始めた途端にトップスピードに持っていくというのが理想だ。
しかしオレは少し油断していた。
だって午前がまあまあできたと感じていたから。
もう大丈夫かなって・・・・。
その結果問題文をちゃんと読んでいなかった類のミスがいくつか。
しかしやっぱり午後問題は得意分野だ。
全体的にできているほうだろう。

午後2問題
午後2は毎年1問だけ、アルゴリズムか内部設計が交互に出題されている。
今年はアルゴリズム、オレの得意分野だ。
だがここでプログラマとしての悲しい性が顔を出す。
問題はプログラムの穴埋めだった。
オレは部分的にプログラムを見てそこに入れるべき解答を導き出した。
あとはそれを書き込めば次の問題に進めるわけだ。
しかし、仕事ではこうは行かない。

「このプログラム、本当にちゃんと動くのかなぁ・・・・」

常にこういう疑いを持っていなければならない。
そしてオレはついついその癖が出て問題文のプログラムを疑いはじめた。
読む必要のない部分まで読み解いていく。
しかし普段Javaで慣らしているオレにとって慣れないC言語風の書式に頭は少しパニック状態。
この日、すでに5時間程試験を受けていたから集中力が限界にきていたのかもしれない。
でも苦労の末なんとか読み解いて、オレが得た結論、それは。

「ダメだ、このプログラム動かねぇ〜!!!」

危ないところだった、引っ掛け問題だ。
よ〜し、燃えてきた。
この引っ掛けに気づいた奴そういないんじゃないの?
この与えられた穴埋め一つでどうやってこの引っかけを克服するか。
考え抜いたオレは最善の策を見つけ、芸術的とも見えた解答を書き込む。
試験終了。
満点ではないか?
難易度的にはやはり例年より易しかったようだ。
しかし、あの引っ掛けに気づいた人は少ないだろうからな。
得意気なオレが後日解答速報で見たところによると・・・

そこに引っ掛け問題などなかった

泣きたくなった。
普通に解けばそれで正解だった・・・。
一体何を勘違いしたのか、何がオレをそうさせたのか。
今となっては分からない。

だが総合的に見て感触としては・・・合格??じゃないかな?
しかし何度も何度もこの自信に足元をすくわれてきたオレ。
落ちたときの心の準備くらいはしておかなければ。
6月19日
長かった。
4月18日に試験が終わっていらい2ヶ月。
2ヵ月後になってやっとアナウンスがあった。

合格発表。


・・・・をする日の発表。


遅いってホント。
なにやってんだ。
次のネットワークの勉強始めていいのかどうかわかんねぇだろ?

ま、とにかく情報処理試験推進機構とやらのHPで確認した。
肝心の発表日は

>6月21日(月)正午に開始する予定です。

・・・・もういい、何も言わん。
そのまま進め。
君はそのまま進め。

ところで日記にも書いてたログインパスワードを公開するかどうかだが。
とりあえず公開、とした。
ただしこれで最後、次からは受験番号のみ。

今回も公開はするが不正ログインとか不安な人はログインせずに合格番号一覧で見てもらう。
受験生のようなドキドキ感を味わってください。
6月21日、オレは会社からは見れないからオレよりも早く結果を知る人もいるだろう。

オレははっきり言って合格していると思っている。
しかし確信は無い!
しかもこれが取れないと転職活動に影響するかもしれない!

ちょっと緊張するな〜。
6月20日
いよいよ明日。
もうただ待つのみである。
いや、待つというか飲みに行くんだけど。
焼肉&ビールで福を待つ!

情報処理技術者試験センター(合格発表・成績照会)
受験番号 : SW619-1316
パスワード: 74104655

ログインして成績紹介、もしくは合格者一覧から番号を探してください。
オレは明日の仕事が終わってからしか確認できません。

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