直接このページに来た人は入口から入ってください....

SJC-WC(Sun Java認定資格)



<概要>
Sunが提供するJava言語を利用したWEBでの開発に関する知識を問う資格。

<試験日>
2004年7月24日(土)

<経過>
7月18日(日)
さて、申し込んでしまったならやるだけである。
この試験も今まで勉強してきたことで大半はカバーできる、と思っている。
実際に問題を解いたわけではないので断言はできないが。

基本は通勤電車での勉強になるだろう。
しかし次は油断しない。
時間を見つけては家でも勉強するつもりだ。
前回のような過ちを繰り返すようなアマちゃんではいかんのだ。

しかし、不幸なことに試験前日はすでに飲み会の約束が入っている。
しかも試験時間は朝11時。
さらに今日、明日は休日。
あまり休日に勉強やPCばかりやるわけにはいかない。

よく考えるとホントに勉強時間短いかも。
むぅ・・・なんとかせねば。
でもこれくらい追い込まれた方が頑張れるってもんだ。
7月22日(木)
おぉ・・・忙しいじゃない。
この忙しさ、なかなかやるじゃない。
忙しい理由の半分近くは飲み会なんだけど。
誘われたら断れないんだよな〜。

だがそうしながらも通勤電車で一通りSJC-WCの参考書は読み終えた。
大体は知ってることだからスラスラと飛ばし読みできた。
たまにスコーンと抜け落ちてる部分(仕事で使わなかった)はさすがにわからなかったけど。
その辺をきっちりと押さえると合格できるってことだな。

で、今日始めて模擬問題を解いてみた。
厳しめに採点(偶然あたった問題はノーカウント)してみると丁度60%
どうなんだろう、これ?
ネットで合格ラインを調べてみた。

合格ラインは61%

少しヤバイかな?
だがネットでの情報ではこの試験かなり簡単らしい。
まあほとんど暗記できる知識だから考える必要がないということだろう。
少し気が楽になった。

さあ、今日のうちに勉強しておかないと。
明日は新人歓迎飲み会だ。
7月22日(木)
本日2回目の模擬問題に挑戦。
得点率50%。

ってそれヤバくね????

明日の通勤電車に全てがかかってるかも・・。
7月23日
いや、もう酔っ払ってフラフラ。
今日はギブアップ。
もちろん通勤電車と多少は仕事中に(?)勉強もした。
飲み会の約束の時間に現地にはついていたが少し外で勉強してから行ったりもした。
あとは明日だ。
掲示板や日記など書きたいこともあるが今はまともなこと書けないので明日にする。
明日の朝、早めに起きて勉強だ。
そしてパチスロだ。

SJC-WCは巷で簡単だと言われているようだ。
だがオレにとっては、正直言ってオラクルマスターと同じくらいの不安感を感じる。
7月24日(試験当日)
朝9時に起きるつもりが自然と8時に目覚めた。

「キモチワルイ・・・・」

二日酔いだ。
だがそうダラダラしてられない。
まだまだ勉強が不十分だ。
いつも仕事でやってることなので知ってることばかりではある。
しかし試験となると全般的に広く浅く抑える必要がある。

オレはふらつく頭を必死で働かせて勉強を開始した。
その結果どうにか8割くらいの点数は取れるようになった。
でもこれ、、全部1回解いた問題なんだけどな・・・・。

大丈夫かな?
そろそろ出発、やるしかない。
7月24日(試験本番)
いつも通りに受付を済ませてコーヒーを取得。
慣れたもんだ。

さっきの直前勉強で断片的な知識はかなり整理できた。
もともとネット上での情報を見るととても簡単だと言われるこの試験。
8割ないし9割の得点をイメージしていた。

また騙されたんだ、オレは。

試験スタート。
まずセキュリティ関連の問題が連発。
この時点でオレはかなりブルーになった。
参考書にはそれほど詳しく乗っていなかった分野だ。
最近、個人情報漏えい事件などで企業のセキュリティ意識が見直されている。
その影響がこんなところに出てきているとは。

全然解答を絞り込めないんですけど・・・。
消去法という言葉は空しく響き渡る。
試験後には分野ごとの得点率が出力されるのだがここの得点率は実際50%だった。

さらに他の分野の問題も家でやっていた問題より確実に難しく感じられる。
すこーし、いやな汗をかいた。
さらに・・・・。

「ウィーン」

??
なんだこの音は?
空調の故障か?
試験の難しさに動揺して幻聴でも聞いているのか?

「ウィーン」

また!!
なんだよこの音。

だがよくよく聞いているとそれはウィーンではなかった。

「ぅん〜〜〜んん〜〜ん・・・・」

部屋の中にはオレともう一人おっさんがいるのだが。
なんとそのおっさん、うなっているのだ
お互い相手が何の試験を受けているのかは知らない。
そりゃ予想以上に大変な問題が出たのかもしれないけど、おっさんよ。
それはこっちも同じだ。

ていうかうなるな!

2万5千円だよ?これ。
万が一にも落ちるわけにはいかない試験だ。
おっさん、意図的にオレを落とそうとしているんじゃないのか?
その「うなり」が何回続いたのかは正確には覚えていない。
しかしオレの体感的には確実に10回はうなりやがった。

仕方ない。
オレは反撃にでることにした。
ここでの試験はほとんどマウスのみでの選択式である。
しかし今回受けてるSJC-WCはたまたま短い語句をキーボードで入力する問題がある。
オレはここぞとばかりにおっさんに届けとキーボードを叩いた。

カタカタカタタタ!!

うなりは一瞬止んだ。
OK。
オレは攻撃の手を緩めない。
一度書いた解答を消した。
そして。

カタ!カタタタカタタ!!!!

どうだ?

おっさん:「ぅううううう〜〜〜〜〜〜んん・・・・」

むむぅ、怯まない!
敵もさるものだ。
オレのキーボード攻撃に対する耐性がついてしまったようだ。

カタタ!!
ぅううう〜〜ん〜〜んんん

語句問題が出るたびにオレとおっさんとのバトルは繰り返された。
しかしこのバトルでオレは冷静さを取り戻したのかもしれない。

その後少し調子は取り戻した。
だがそれでも苦戦は強いられている。
解答を2つまでしか絞れない問題が多い。
確率どおりに半分当たってれば合格は十分できるだろう。
だがもし、もし全部間違えたら・・・・。

妙な不安を覚えながらも見直しも終わりこれ以上できることはなくなった。
オレは90分の試験時間の内、30分程を残して試験終了のボタンを押した。
結果は部屋を出てから受け取る。
前と一緒だ。

じゃあな、おっさん。
オレは心の中で自分が受かることを、そして

おっさんが落ちることを祈りつつ部屋を出た。

部屋を出て退出時間を記入すると受付の人が結果を渡してくれた。

「おめでとうございます。」

オレは結果を見ることなく合格を知ることになった。
合格ラインは61%。
オレの得点率は77%だった。
どうやらまたしても少しラッキーの要素が働いたようだ。

ふぅ。
最近忙しかった。
これで少しプライベートも落ち着くだろうか。
満足感に浸りながら家路につく。

今日の心残りは一つだけ。
ケンシロウが弱かったことか・・・。




BACK
TOP

mail