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アプリケーション・エンジニア



<概要>
対象者像は「情報システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクト計画に基づいて、業務用件分析から
システム設計、プログラム開発、テストまでの一連のプロセスを担当する者」だって。SE向け資格。

<試験日>
2005年10月16日(日)

<経過>
9月17日(日)
さて、というわけで試験1ヶ月前だ。
そろそろ少しづつでも勉強を始めないと。
などと結構のんびりと構えているがそれには理由がある。
去年の春にソフトウェア開発を取得したオレには今回の午前試験免除の特典があるのだ。
となると受験するのは午後1、午後2の2科目のみ。
これは気が楽だ。
朝もゆっくりと用意できる。

だが実は見通しはそれほど楽観できない。
今回の試験、午後1試験はテクニカルの試験と同じような論述式だ。
50字程度で述べよ、とかいう感じ。
しかし、午後2に至っては2000字以上の文字数を書かされる論文試験になるのだ。
正直言って対策のしようがない気がする。
とりあえず「アプリケーションエンジニア過去問題&分析」という午後対策の本を買った。
今回はこの1冊で勝負しようと思う。
論文などやったことはないが、長年ここで文章を書き続けてきた。
そんなオレの真価がここで問われる。
10月14日(金)
うわぁ・・・・。
いつの間にか試験2日前だよ。
結局過去問を1年半くらいやっただけだ。
明日は予定が入ってるし・・・・こりゃキツイな。
午前試験免除というのが不幸中の幸いか。
なにしろ前の日は知り合いの誕生日パーティーで夜中まで飲むしな。
仕方ないから残された時間でできることをやるか。

オレの読みでは午後1試験は無勉強でもなんとかなりそう。
ソフ開でやったようなことの延長だ。
文章を読み解くことさえできればソフ開よりも簡単かもしれん。

問題は午後2。
SEとして経験してきた工夫や知識を短い時間で的確に記述しなければ。
もちろん嘘を書いても構わないんだが、やはりリアリティにかけるだろう。
できる限り自分の経験に即してる方がいいに決まってる。
オレは今まで自分が携わってきた開発案件を思い返した。
そしてそれぞれの中でやってきたことを軽くメモに起こした。
正直いって論文対策としてはこれだけでは全然足りないと思う。
しかし、今回はもうこれで勝負だ。
このプロ道で少しでも文章構成力が鍛えられていることを期待しよう。
10月16日
うげっ・・・・。
目が覚めたらひどい二日酔い。
昨日は知り合いの誕生日パーティーだったのだ。
で、案の定やりすぎたのだった。
6、7人で色々飲んでたけど痛風寸前なオレはもっぱらワイン。
確か、赤ワイン5本白ワイン2本あけたっけ。
もちろん一人で飲んだわけじゃないけど、でも少なく見ても2本分は飲んでるな。

あ〜試験は2時間後かぁ、大丈夫かなぁ。
とにかくバタバタと用意をして出かけた。

道中ふらりとコンビニに寄る。
何か食べた方がいいと思ったからだ。
おぇ、気もちわる・・・。
何か食べるということを想像したら吐き気がする。
仕方がないからウィダーインで10秒チャージだ。
まともなものは食えない。
そしてオレはウィダーインですら再び吐き気に襲われたのだった。

チャージ完了。
とりあえずオレはフラフラと試験場である立命館大学にたどり着いた。
おや?
マイナーな試験だと思ってたら案外人がいる。
地図とか見るのめんどいから人の流れについていこう。
ぞろぞろと列をなしている集団のうち、オレは一番大きな列についていった。
もちろん足取りはフラフラ。

ふぅ、なんとか着いたぞ、宅建試験会場
ておい。
何だよ宅建て。
もう試験始まっちゃうんだぞ。
あわてて引き返して試験会場を探す。
しかし、マイナーな試験だから扱いも悪い。
ようやく地図を見つけてなんとかたどり着いたらもう試験開始2分前。
まあ午後1の試験は簡単だからいいか。
またでたオレの悪い癖。

試験が始まって解き始めて見ると。
キモチワルイ。。。。
あ〜くそ、しんどいぞ。
なんでこんなしんどい思いしてまで清算業務とかプロジェクト管理とか考えなきゃならんのだ。
最初の15分はあまり問題に集中できなかった。
だが、どの試験においても午後1というのは時間との戦いである。
こんなペースでは最後まで解けるはずもない。

あーヤバイ!時間が足りねぇ!
追い詰められた後半、ようやく集中力が出てきた。
結局最後までは解けなかったのだが。
が、しかしアルコールは抜けたようだ。
午後1はあまり難しくないからいけてんじゃないか?
いつも通りの楽観主義。
そしてアルコールが抜けたこともあり、オレはようやくノッてきた。

よし、後は論文書いて終わり。
ここの進行状況を書くような気分でやればいいだろう。
午後2に取り組み始めたオレはこの日最高の集中力を発揮していた。
慣れない論文にも関わらずなんとか自分の言葉で戦っていた。
しかし、800文字の設問を書き終えた瞬間。

グニャリ

・・・めまいだ。
昨日の飲みすぎによる極度の体調不良。
その体を酷使してのなれない論文。
いや、実際には一昨日論文の練習をしてみた。
試しに自分の過去の開発事例を論文にまとめてみたのだ。
その時に書いたのが800文字。
そう、すなわちここから先はオレの体にとって未知の領域。
オレの体が悲鳴をあげ始めたのだ。
がしかし、せっかくこれだけしんどい思いをして落ちたらもったいない。
オレはその後数回のめまいを経験しながらも何とか2問目の1600字を書き終えた。
試験終了。
2問目は1600字以上3200字以内という制限つき。
もちろん楽をしたいオレは1610字程度しか書いていない。
何、制限さえクリアしてたらいいんだよ。

そして家で何気にネット上の他の受験者の情報を収集する。
すると驚くような噂が・・・・。
オレは原稿用紙上で1610字程度の論文を書いた。
中には段落替えもいくつかある。
そういう空白部分を抜いたら1600字を下回るのは当たり前だ。
いや、それでいいんだろ?
だって原稿用紙に1600字、って太字で印があったし。
てっきりここまで書けばいいんだ、って思ってたけど・・・・。
その噂によると空白はカウントされないとのこと。
だからみんな念のため2000字程度は書くのだという。
なんと・・・この噂が本当だとすればオレは大幅減点をくらう。

・・・・もういいや、今日は寝よう。
全て忘れて寝ることにした。
今週の進行状況の更新もこれに変えさせてもらおう。
もう、疲れた・・・。

おっと受験番号だな。
AE622-0435
合格発表はこちら(発表は12月15日)




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